ストレスも疲れも溜まって毎日くたくた…
なんとかならないかな。
こんなお悩みに答えます。
仕事や学校、家事などに追われて、毎日くたくたに疲れていませんか?
実はHSPは過剰に刺激を受けやすく、普通に生活しているだけでも疲れてしまいます。
そんなHSPに必要なのが、「ダウンタイム=ひとりの時間」です。
この記事では以下の3点を解説します。
- ダウンタイムの過ごし方
- ダウンタイムを取るべきタイミング
- 家族や恋人に「ひとりで過ごしたい」と伝えるときのポイント
この記事を読むと、忙しい日々でも自分らしさを保って、元気に過ごせるようになりますよ。
疲れやすいHSPに必要なダウンタイムとは
HSPには「過剰に刺激を受けやすい」という特徴があります(※HSPのその他の特徴はこちら)。
刺激を受けて高ぶってしまった神経を落ち着かせて、リラックスするために必要となるのが「ダウンタイム」と呼ばれるもの。
HSPがダウンタイムを削ってしまうと、次の日まで疲れが残って心の余裕がなくなってしまいます。
ダウンタイムの過ごし方:HSPは「ひとりで過ごす」ことが重要
ダウンタイムの過ごし方はいろいろです。
- 音楽を聴く
- 読書をする
- 瞑想をする
- アロマを焚く
- 目を閉じてボーっとする など
あなたがリラックスできると感じる過ごし方でかまいません。
ただし、ひとつだけポイントがあります。
ポイント
自分だけしかいない空間で、誰にも邪魔されず、誰にも気を遣わずに、ひとりで過ごすこと
HSPはまわりの人や環境から影響を受けやすいので、しっかりリラックスするためには「ひとりで過ごす」ことが重要になります。
でも家族と住んでるからなぁ…
ひとりの時間が欲しくても、恋人が休日のたびに会いたがる…
家族や恋人がいる場合はどうしたらいいのか、みていきましょう。
親しい人に「ひとりの時間」が必要だと伝えるときのポイント
HSPはたとえ親しい間柄の人でも、その人と距離をおき、「ひとりの時間」を過ごす必要があります。
とはいえ、家族と住んでいたり、恋人がいたりすると、ひとりの時間って限られますよね。
ここでは、家族や恋人に「ひとりで過ごしたい」と伝えるときのポイントを紹介します。
家族への伝え方
HSPは相手の気持ちを想像するので、自分のせいで家族が嫌な思いをしないか気にしがちです。
「ひとりになりたいけど、部屋にこもると家族が心配しそう」と不安になる方もいるかもしれませんね。
そんなときは、次のように伝えましょう。
「今日は仕事で疲れたから部屋で休んでるね」
「家族の誰かが原因ではなく、疲れているだけ」ということが家族に伝わるので、あなたも心おきなく休めるのではないでしょうか。
私は家族に何も伝えず部屋にこもることがあったのですが、心配した母が「どうしたの?」「しんどいの?」と何度も部屋に入ってきて、落ち着きませんでした(笑)
きちんと理由を伝えるほうが、自分も家族も安心ですね。
恋人への伝え方
仕事や学校で疲れているから休日はひとりで過ごしたいと思っているのに、無理して恋人のペースにあわせていませんか?
HSP×非HSPカップルでは、HSPは「もっとひとりになりたい」、恋人は「もっと一緒にいたい」と思っていることが多いような気がします。
恋人に「ひとりの時間」が必要だと伝えるのは勇気がいりますよね。
しかし、伝えないまま交際をつづけると、こんな問題が生じる可能性があります。
・あなたがデートを断るたびに、恋人が「避けられている?」「一緒にいたくない?」と疑心暗鬼になる。
・気を遣って恋人のペースにあわせ続けた結果、あなたが体調を崩してしまう。
これだとお互いにストレスやイライラが溜まるので、喧嘩が増えたりします。
それを避けるためにも、「ひとりの時間」が必要なことをきちんと恋人に伝えましょう。
伝えるときのポイント
・もともと疲れやすいから、定期的にひとりで過ごす日が必要
・「ひとりの時間」が欲しいことと、恋人への愛情の有無は関係がない
この2点が恋人に伝わるようにしましょう。
次のように伝えるといいですよ。
「もともと疲れやすいから、ひとりで過ごす日も欲しいんだ。一緒にいる時間を思いきり楽しむためにパワーチャージさせてね。」
HSPは恋人といると癒されることもありますが、ずっと一緒だと疲れてしまいます。
仲良く交際を続けるために、無理せず「ひとりの時間」をもうけてくださいね。
私は平日の仕事でフラフラになるので、最低でも週に1日は「完全にひとりで過ごす日」が必要。
土日どちらも恋人と過ごすのは正直しんどいです。
朝から晩まで一緒にいると疲れてしまい「早くひとりになりたい」と思います。
無理をして相手のペースにあわせた結果、ストレスで体調を崩したことも…
ダウンタイムはいつ取ればいいの?
ダウンタイムが必要だとわかっても、いつ取ればいいのか迷いますよね。
好きなときに取ればOKですが、ここでは参考として4つのタイミングを紹介します。
積極的にダウンタイムをもうけて、自分を労わりましょう。
- 疲れたと感じたとき
- 楽しいイベントの翌日
- 負担がかかる予定の前日
- 一日の終わりに
では、ひとつずつみていきましょう。
疲れたと感じたとき
疲れを感じても「もっと頑張らないと!」と自分にムチを打っていませんか?
疲れたと感じるのは頑張った証拠。いったん手をとめて休みましょう。
家事の合間に小休憩をもうけて、好きな飲み物でほっと一息つく。
仕事中なら、トイレの個室にこもってしばらく目を閉じてみる。
数分であっても、効果がありますよ。
楽しいイベントの翌日
旅行や友達と遊んだ後にぐったり疲れるという経験はありませんか?
HSPは楽しい時間を過ごしていても、気づかないうちに刺激過多になっています。
楽しいことでも予定をつめ込みすぎると体調を崩しかねません。
楽しいイベントの翌日は予定を入れず、ダウンタイムをもうけてパワーを回復しましょう。
負担がかかる予定の前日
大事なプレゼンや会議の前日など、心理的に負担がかかる予定を控えた前日にもダウンタイムをもうけましょう。
翌日にそなえて、神経が高ぶるようなことは避けるのがベター。
静かにリラックスして過ごして、パワーを充電しておきましょう。
一日の終わりに
その日に受けた刺激を流すために、一日の終わりにダウンタイムをもうけると効果的。
神経が高ぶった状態が就寝時まで続いてしまうと、睡眠の質が下がり、翌日まで疲れが残ってしまいます。
リラックスした状態でベッドに入るために、就寝前にダウンタイムをもうけましょう。
就寝前におすすめのダウンタイムの過ごし方
疲れているはずなのに、なかなか眠れないときってありませんか?
ここでは、寝つきをよくして朝までぐっすり眠るために私が実践していることを紹介します。
高ぶった神経を落ち着かせるのに効果的なので、ぜひお試しください。
- 照明の明るさを下げる
- アロマオイルを焚く
- 温かいハーブティーをゆっくり飲む
できるだけボーっと過ごして、リラックス状態に導きます。
これだけでも効果はありますが、より睡眠の質を高めるためにこんな対策もしています。
- アイマスクと耳栓をして、睡眠の妨げになる光と音を遮断
- 呼吸に意識を向けてゆっくり長く息を吐く
ベッドに入る前も後も、副交感神経が優位になるようなことをしています。
私が就寝前に使っているグッズの一覧はこちら。
よかったら参考にしてください。
アロマオイルセット
ハーブティー
アイマスク
耳栓
以下の記事では、この4つを写真つきでレビューしています。